若手気鋭のカメラマンで、35mmフィルムで撮った、街の何気ない風景の写真集を出している方がいる。
そして実際に売れている。フィルムの何とも言えない味が良いのだそうだ。
若い鋭敏なセンスを持っているから気づくことだ。当たり前のことを見過ごしていない。
もはやカテゴリーのつけようがないミュージシャン、プリンスが
購入者が自分の題したCDを、シャッフルで再生したり好きな順番で聴かれるのが、たまらなく嫌になったときがあった。
そしてなんと、トラックが1つしかないCDを出したことがある。
曲は沢山入っているのだ。
しかしトラックが一つしかないから、1曲目から順に聴かないといけない。
要するに、演奏会のプログラムのように、作った曲を構成して入れているのだ。
彼は「レコードのように聴いてほしい」と。
それとは別に、レコードの愛好家も多い。
フィルムカメラも同様だ。
今度は逆に、坂本龍一は「ハイレゾ」という最先端のメディアを高く評価している。
その理由は、曲の長さに制限がされない。
そしてCDに収まるように、アルバムの長さを気にしなくてよい、と。
なんたる自由な発想か。
イタリアでは、フォトショップを使いまくった、イラストのような写真集が流行っている。
もちろんデジタルで撮らないと作れない。
篠山紀信が出した、宮沢りえの写真集「Santa Fe」の
表紙の写真は「ポラロイドカメラ」で撮ったスナップだ。
なるほど、写真も音楽も、いいものであればメディアは何でもいいのだ。
自由な発想と、幅広い視野を持とうと思う。
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家族写真・プロフィール写真スタジオ
かなでるフォト 代表 いしばし
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