レアアース。近年よく聞く言葉だ。貿易や科学の分野でよく聞く。
かっこいい響きだ。
しかし、高校・大学で理系に進んだ方でも、レアアースとは何のことかわからないのではないか。
大学で化学系に行っていた、かく言う私でも最初は何のことかわからなかった。
なぜなら私たちが高校・大学の頃は、レアアースはそんな洒落た名前では呼ばれていなかった。
何と習っていたかと言うと、「希土類」。き・ど・る・いです。
そんな変な名前が、いつまにか横文字で、お洒落に使われているではないか。何と言うことだ。
西ドイツが無くなったり、ソビエト連邦がロシアになったのは許せる。現実がそうなったからだ。
しかし、なぜ「希土類」をわざわざ「レアアース」という、洒落た名前に呼び変える必要があろうか。
いや、「rare earth」を先人たちが頑張って「希土類」と日本語訳したのに、なぜ「レアアース」に戻すのか。
何だか自分が「生き字引」「村のふくろうおじさん」みたいになって物悲しい。
爺さんが「帳面」と言い続けているように、自分も「希土類」と言い続けようかとすら思う。
「ねえねえ、某国がレアアースにすごい関税をかけるってよ!」
「なにっ!?きどるいにすごい関税をかけるとな!?」
さて、上の写真、「黒砂糖」を「レアアース」っぽく撮ってやった。
哀しい抵抗だが、ちょっぴり満足した。
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かなでるフォト 代表 いしばし
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